海上防衛隊

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イージス・アショアの配備断念!何故断念したのか?

「イージス・アショア」の計画が断念されました。そこで今回はなぜ配備が中止されたのか?について見ていきましょう。

また、弾道ミサイルの被害についても今後取り上げていきます。

「イージス・アショア」って何?

まずは「イージス・アショア」について知らないといけませんね。

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出典:海上自衛隊https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/ddg/kongou/#174-12

大まかに言えば「イージス艦の陸上版」です。イージス艦の船体部分を取り外して陸に設置した感じです。イージス・アショアの利点は、日本に2機設置することで365日24時間、常に日本を防衛することが可能です。イージス艦であれば天候、補給、整備、訓練、休養によって運用するのに限界がありますが、陸上に設置することでさまざまな弱点が解決されます。

なぜ配備が中止されたのか?

防衛省は「SМ-3の飛翔経路をコントロールし、演習場内又は海上に確実に落下させるためには、ソフトウェアのみならず、ハードウェアを含め、システム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明した。」と説明している。

要は「迎撃ミサイルから分離されたブースターが住宅地に落ちないようにソフトウェアを改修すればいいと説明していたがアメリカと話したところ、ソフトウェアだけではなくハードウェアを含む、システム全体の大幅な改修が必要となって、相当のコストと期間が必要なことがわかった」と言うこと。

私が思うには…

個人的にはイージスアショアの配備を中止するための口実と思う。

理由は、2018年から計画していたのにいまさら安全な所に落とすことができませんって言うのもおかしい気がする。何百億円という大きな買い物をするわけだからしっかりと調べているはずだし、万一住宅に落ちてしまったとしてもそれで何十万人が助かるならいいと思います。

なので、真の理由があるはずです。

本当の理由!?

防衛省が発表した理由の他に理由があると思います。そこでいろいろ調べると以下のような理由が浮かび上がってきました。(筆者が調べているため多少の間違い等の可能性があります。また、正式には発表されていないことです。)

  • 北朝鮮・中国等のアジアの国が日本を攻撃するのに弾道ミサイルを使い必然性がなく、イージス・アショアなんかでは対応できない低高度ミサイルでくる可能性が高い。
  • 上でも言ったように日本に飛んでくるミサイルは迎撃が難しいからアメリカに飛んでいくミサイルを迎撃するためではないかとも予測される。
  • 弾道ミサイルの迎撃訓練での迎撃成功率は訓練等によって変わってくるが低いときだと約40%、高いときでも約90%、と言うように必ずしも迎撃ができない可能性が高い上に訓練でこれだから実戦でいきなりミサイルが飛んできて対応できるかどうか…。
  • 日本海に近いと敵国がミサイルを発射したと同時にレーダーで探知したとしてもすぐに来るため、迎撃する時間が少なく敵国に破壊されやすい。

と言うような理由が浮かび上がってきました。一番驚いたのは迎撃率が高いときで90%と言うことです。もしも10発発射されたら1発命中、100発発射されたら10発命中と言うことです。1発でも着弾したらとんでもないことになります。


【迎撃可能?】もし北朝鮮の核ミサイルに攻撃されたら?その攻撃は防げるのか?(幸福実現党)


【最新版】もし北朝鮮の核ミサイルで攻撃されたら?【被害想定】 【動画で見チャイナ】中国の最新話題動画を毎日届きます、中国の最新情報を動画で毎日見れます。チ ャンネルのご登録よろしく

最後に…

いろいろ見ていきましたがこれからどのような対策を取っていくのかも注目ですね。